美しい数学シリーズ 10人のゆかいなひっこし
安野光雅 作
美しい数学シリーズという絵本をつくるにあたって、
はじめは足し算と引き算がいい、ということになりました。安野光雅さんには、いいアイディアがありました。
絵本を開くと、左ページに家があって、こどもが10人います。
右ページには別の家の外面があって、こどもたちは左の家から右の家にひっこしていきます。
ページをめくれば、引っ越し先の家のなか。なんにんひっこししたのかな?
家の外面の絵の窓は、実際5つが開いていて(穴あきです)、こどもたちがのぞいたりかくれたり。
さて、ここにぜんぶでなんにんいるのかな?と、いくつもの引き算と足し算をすることができます。
大人は「何だろう、これ?」ととまどいますが、こどもには、これが足し算と引き算の本だと、すぐわかります。
海外7ヶ国でも出版され、日本国内とあわせて100万冊が、世界の子どもたちに読まれているロングセラーです。
- 26×21.5cm・48頁
- 定価(本体 1,650円+税)
- ISBN978-4-924684-06-5