小さな学問の書(8) 漢文を学ぶ(四)
栗田亘 著
大好評「漢文を学ぶ」シリーズ第4巻。
「当に三余を以てすべし。」とだけでは、なにやらチンプンカンプン。
これは、「暇がない、時間がないという人がいるが、よく考えれば使える時間はあるはず―」という意味だとか。
「年中忙しい農民にも、三つのゆとりがある。四季のうちの冬、一日のうちの夜、それに雨の日だ。
(これを三余という)心がけ次第で余裕は見つかるはずさ。」
怠けてはいけないというお説教、心しましょう。
他に「他山の石」「三人行けば、必ず我が師有り」「蝸牛角上何事をか争う」「水清ければ大魚無し」など18編。
- A6・80頁
- 定価(本体 286円+税)
- ISBN978-4-88747-046-0