ブログ

平和について

2025年7月21日

戦後80年 編集長・田中和雄「子どものときの戦争体験」を掲載しました

今年は戦後80年。童話屋編集長の田中和雄は10歳で終戦を迎えました。空襲のとき、同じ年齢くらいの子どもたちの焼死体をたくさん見たそうです。戦争で死んでいったたくさんの子どもたちの無念を背負って、田中が…

童話屋の田中和雄(左)と畠山重篤さん(右)

出版

2025年6月12日

編集者からのメッセージ「重爺が好きだ!」

新刊の絵本『にんげんばかり そばを たべるのは ずるいよ』は、「森は海の恋人」運動で知られる畠山重篤さんの孫の凪くんが文を書き、重篤さんがエッセイを寄せています。重篤さんは2025年4月3日に亡くなら…

森は海の恋人植樹祭の横断幕

絵本

2025年6月5日

受け継ぎます、「森は海の恋人」の思い

童話屋から5月29日に発行した絵本『にんげんばかり そばを たべるのは ずるいよ』の舞台は、宮城県の沿岸の町、気仙沼の海と森です。海と森の恵みを受けて暮らす少年・畠山凪(なぎ)くんが小学1年生のときに…

のはらうた

2024年12月29日

『のはらうた絵本』制作こぼれ話

工藤直子さんの詩「のはらうた」シリーズが生まれて40年の節目に、あべ弘士さんの絵による『のはらうた絵本』を世に出せたこと、童話屋のスタッフとして本当にうれしく思っています。編集長の田中和雄に、40年の…

谷川俊太郎さん、ノーベル賞は、ぼくがあげます

2024年11月22日

谷川俊太郎さん、ノーベル賞は、ぼくがあげます

童話屋 編集長 田中和雄 初めて谷川さんに会ったのは50年も昔、ぼくが青山に童話屋書店という子どもの本屋を開いたときです。谷川さんはレジに立っているぼくに直立不動の姿勢で「ぼく、谷川俊太郎です。このお…

追悼 谷川俊太郎さん

詩の話

2024年11月21日

追悼 谷川俊太郎さん

童話屋は東京・渋谷に1977年10月に開店した「童話屋書店」がそのはじまりです。はじめに訪ねてきてくださったのが谷川俊太郎さんでした。創業者で編集長である田中和雄は以来、谷川さんと多くの本を編んできま…

詩文庫『まど・みちお詩集 ぞうさん』のこと

詩の話

2024年5月15日

詩文庫『まど・みちお詩集 ぞうさん』のこと

【まどみちおさんの詩「ぞうさん」の話】 ぞうさん ぞうさん おはなが ながいのね  そうよ  かあさんも ながいのよ               ―『まど・みちお詩集 ぞうさん』           …

いいひと、いい詩、いい絵本

詩の話

2024年5月15日

いいひと、いい詩、いい絵本

【谷川俊太郎さんとの出会い】童話屋は、いまは絵本と詩の本をつくる出版社ですが、東京・渋谷に1977年10月に開店した「童話屋書店」がそのはじまりです。創業者で編集長である田中和雄の文章を以下に紹介しま…

詩の話

2024年5月15日

「きみは詩人だよ」と言われて嬉しくなった子どもたち

【詩の授業について】中学校に呼ばれて、詩の話をしてきました。話のはじめに「自分を詩人だと思っている人は手を上げてください」と聞いたら、一人の手も上がりませんでした。そこで、三好達治さんが書いた「詩を読…