宮沢賢治の心を読む(Ⅲ)
草山万兎(河合雅雄)著
~賢治童話のナゾの扉を開けた、河合雅雄(草山万兎)の快心作!~
自然との共生関係を超えて、一体化する境地へ。
ゴリラやゲラダヒヒ研究の世界的権威である河合雅雄さんが、宮沢賢治の童話の解説に取り組み、ノーベル賞的発見をしました。
「そうか、賢治はそう言いたかったのか」と思わず膝を打つことでしょう。「不思議な感じが残る」「動物がたくさん出てくる」童話を各巻で取り上げました。
今回は、テーマがそれぞれに際立つお話が選ばれました。共通するのは、動物や自然をとおして描かれる、賢治流・ふしぎワールド。
音読してみても味わい深い、リズムをもった童話です。著者の万兎さんのナゾ解き解説とともに、宮沢賢治の世界を探索してみてください。
【シリーズ全4巻】
目次
貝の火/「貝の火」を読んで
鹿踊りのはじまり/「鹿踊りのはじまり」を読んで
よだかの星/「よだかの星」を読んで
月夜のでんしんばしら/「月夜のでんしんばしら」を読んで
若い読者のみなさんへ
鹿踊りのはじまり/「鹿踊りのはじまり」を読んで
よだかの星/「よだかの星」を読んで
月夜のでんしんばしら/「月夜のでんしんばしら」を読んで
若い読者のみなさんへ
- A6・176頁
- 定価 1,375円 (本体1,250円 + 税)
- ISBN978-4-88747-126-9