宮沢賢治の心を読む(Ⅳ)
草山万兎(河合雅雄)著
加藤昌男 銅版画
~賢治童話のナゾの扉を開けた、河合雅雄(草山万兎)の快心作!~
自然との共生関係を超えて、一体化する境地へ。河合雅雄さんはゴリラやゲラダヒヒ研究の世界的権威です。宮沢賢治の童話の解説に取り組みノーベル賞的発見をしました。「そうか、賢治はそう言いたかったのか」と思わず膝を打つことでしょう。
足かけ7年の歳月を経て、本書が最終巻となります。
「かしわばやしの夜」「双子の星」「やまなし」「月夜のけだもの」賢治童話の原文も収録。河合さんのナゾ解き解説とともにお楽しみください。
「不思議な感じが残る」「動物がたくさん出てくる」童話を各巻で取り上げました。【シリーズ全4巻】
目次
かしわばやしの夜/「かしわばやしの夜」を読んで
双子の星/「双子の星」を読んで
やまなし/「やまなし」を読んで
月夜のけだもの/「月夜のけだもの」を読んで
若い読者のみなさんへ
- A6・168頁
- 定価 1,375円 (本体1,250円 + 税)
- ISBN978-4-88747-134-4