きつねうどん
阪田寛夫 詩
「きつねうどん」は、「てんとうむし」に続いて、阪田寛夫さんの童話屋で2冊目の詞華集です。
阪田さんの童謡詩には、まど・みちおさんや北原白秋もとりあげなかった、子どもの恋心や劣等感の悲しみなどをテーマにしたものがあります。日々の、子どもの心そのものを、ありのままに…。
芥川賞をとった大作家なのに詩を書くときは子どものまんま。「まんじゅうとにらめっこ」「おなかのへるうた」「ああめんそうめん」「ねこふんじゃった」「ぽんこつマーチ」など 子どもならすぐ読みたい詩ばっかりです。
【収録詩タイトル】
きつねうどん/まんじゅうとにらめっこ/たべちゃえ たべちゃえ/ おなかのへるうた/やきいもグーチーパー/ おしっこのタンク/ 朝いちばん早いのは/ああめん そうめん/ねこふんじゃった/ そうだ村の村長さん/ともだち讃歌 …ほか全45篇
- A6・160頁
- 定価(本体 1,500円+税)
- ISBN978-4-88747-106-1