くどうなおこ詩集○
くどうなおこ 詩
「のはらうた」以外の、くどうなおこさんの名詩・名散文詩が満載。
なぜ詩集のタイトルに○がついたかといいますと、それは、作者のくどうなおこさんが○の人だからです。顔がまるい、体もまるい、心もまるい。
この一冊に、くどうなおこさんがまるごとぜんぶが入っている詩集です。
詩では、「ちびへび」「 のろすけ」「ライオン」「あいたくて」ほか。
散文詩では、「ふきのとう」「てつがくのライオン」「ぼくが密林一きれいな豹になった話」ほか。
「ライオン」という詩は、こんな具合です!
雲を見ながらライオンが
女房にいった
そろそろ めしにしようか
ライオンと女房は
連れだってでかけ
しみじみと縞馬を喰べた
目次
てつがくのライオン/みあげれば宇宙/ちびへび/かたつむり ぶんぶん/ライオン パリにいきたいくじら/たんぽぽ日記/海豚のてがみ/ふきのとう/めがさめた ピーマン/ひかる柿の実/のろすけ むかで/かめのぼうや/ふとりたくないろば ぼくが密林一きれいな豹になった話/ごまめ/こわがりのときの いるか/そらまめのサヤ うたをつくった かたつむり/ばらの初夏/おいで、もんしろ蝶/あいたくて/はじまり 恋するくじら/秋の匂い/ビーダマ/わたし/話す/おやすみ/風景/海の風景 のはらの 文字たち/いきもの/心/ごあいさつ/今日/夕焼け/また あいたくて おまけの あとがき/編者あとがき
- A6・192頁
- 定価 1,650円 (本体1,500円 + 税)
- ISBN978-4-924684-85-0