折々のうた 春夏秋冬・冬
大岡信 著
<童話屋・創業40周年記念出版>
~ 一日のはじまりに
一編の詩歌と
出会う喜び ― 俵万智
あの「折々のうた」(大岡信・著)が帰ってきた――
「折々のうた」は、大岡信が1979年1月25日から2007年3月31日にかけて、
『朝日新聞』朝刊1面に連載したコラムです。
詩歌の国・日本の千年の歴史を物語る、現代の万葉集、足かけ29年の著作、実に6,762編の中から、
春・夏・秋・冬それぞれ68編を選びぬき、全4巻にまとめました。
●企画者「折々のうたを読み伝える会」の一同は、
みな大岡さんの「折々のうた」ファンであり、読者であり、友人です。
「折々のうたを読み伝える会」
谷川俊太郎(詩人)/山田馨(元岩波書店編集者)
中村謙(元朝日新聞記者)/田中和雄(童話屋編集者)
装幀 安野光雅
●解説執筆も、名だたる「折々のうた」ファンが担当します。
あとがき 俵万智
目次
小春日や…村上鬼城/田子の浦ゆ…山部赤人/
しんしんと…星野立子/とつぷりと…松本たかし/
ガリバァが…中島敦/ふるさとの訛なつかし…石川啄木/
旅に病んで…松尾芭蕉/霜柱…加藤楸邨…ほか全68篇を解説
- A6・160頁
- 定価 1,650円 (本体1,500円 + 税)
- ISBN978-4-88747-131-3