この道はいつか来た道
北原白秋 詩
北原白秋という詩人の名前、また「この道はいつか来た道」や「からたちの花」を知っている人はたくさんいますが、ついつい歌を口ずさんでしまって、詩の深い意味まで読む人はあまりいません。単に子ども向けの童謡だと片付けてしまうには、あまりに惜しくもったいない話です。
そこで子どもも大人も楽しめる現代詩集を目指してまとめたのが、この北原白秋詩集です(全二巻)。
黙読したり、声に出して読んでみると、たちまち白秋の魔法にかかり、そうとは知らぬまに、子どもの心に還って子どもと一緒に遊ぶ自分を見つけることができるでしょう。
目次
この道/まゐまゐつぶろ/赤い鳥小鳥/ひよこ/風邪の神さま/ 田舎/砂山/秋の野/ペチカ/お祭/お母さん仏さま/良寛さま/ 待ちぼうけ ...他、全44篇
- A6・160頁
- 定価(本体 1,500円+税)
- ISBN978-4-88747-088-0